また「千の手間」をかける
Long Time, Lot Work.
Long Time, Lot Work.
米づくりは一年一作。
自然との勝負に負けて泣く秋だってある。
それでも笑いたいから、また「千の手間」をかける。
赤とんぼが群れをなす地域「十日町市 千手」が織りなす
「地」と「人」、2つのストーリー。
新潟県南部に位置する世界有数の豪雪地「十日町市」。市内を流れる「信濃川」の西側に、千手のある川西地域があります。
この地ならではの厳しくも豊かな環境だからこそ、千手のお米は美味しく健やかに育つことができます。
朝早くから越後三山から昇る陽の光を浴びて、気持ちよくエネルギー(旨味)をつくる。
暑い日は、豪雪地ならではのミネラルたっぷりの冷たい水が潤してくれる。
信濃川が育んだ適度な養分があるから、過度に栄養(肥料)を摂取をしなくていい。
夕方は関田丘陵で遮られるため早く暗くなり、早めに休みにつくことができる(昼間溜めた旨味を損なわない。)
早寝早起きできる環境、適度な栄養が、そしてこの地に降り積もる雪が、
千手の人と美味しい魚沼産コシヒカリを育んでいます。
馬をひいていた昔に比べ、トラクターで代掻きをし、IOTを活用する便利な現代。
千手も時代とともに新技術を積極的に取り入れ活用していますが、 方法は違えどやっていることは昔と変わりません。
四季のサイクルに寄り添いながら、成長の手助けをしているだけです。
米作りは自然が相手。どんなに技術が発達してもまだまだわからないことがあり、毎日が勉強です。
だからこそ、いつまでも現役であり続けなくてはなりません。
一生懸命一つ一つ「千の手間」をかけ、丁寧に仕事をこなします。